木地を挽く



挽物」は、木材を木工轆轤で回転させながら刃物をあてて椀や盆など円形の木地を削る技法です。

では、その制作工程を見てみましょう!


その1
 刃物作り

制作する木地にあわせて、使用する刃物は自分で作ります。

「鍛冶屋が出来ないと木地師は出来ない」と言われています。

※刃物には安来鋼青紙二号を使用します。


その2
 原木の製材

原木を丸太で仕入れ、木を見ながら製材をします。

※主に橡(とち)を使用します。

その3
 木取り

製材後、制作する作品より大きめに木を切ります。

その4
 荒ぐり

木取りをした生木の状態の木材を木工轆轤に取り付けて、おおまかに作品の形に挽きます。

荒ぐり後、約1年以上ゆっくりと自然乾燥をします。

その5
 中ぐり

しっかりと乾燥した荒ぐりは、木が動いて歪みが発生しています。
この歪みの部分を木工轆轤で挽いて、歪みのない状態にします。

もう一度、自然乾燥して歪みがない事を確認出来たら、仕上げの工程に進みます。


その6
 仕上げ

歪みがない事を確認した中ぐりを木工轆轤に取り付けて、製品の木地に仕上げます。

しら木製品の場合、これで完成です。


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